スマホにつけるフィルムって意味あるの?ガラスフィルムと保護フィルムの違いについてご紹介!

スマホの液晶画面が割れてしまった経験がある方は多いのではないでしょうか。
画面にヒビが入ってしまうと画面が見にくくなったり、指が引っかかって操作がしにくくなったりと、不便になりますよね。
それを防止するためのアイテムが画面保護フィルムです。
今回は、画面保護フィルムの機能や、種類についてご紹介します。

□画面保護フィルムの種類

スマホの画面保護フィルムには、「保護フィルム」と「ガラスフィルム」の2種類が存在します。
この2種類の大きな違いは、その素材です。
保護フィルムはPET製ですが、ガラスフィルムはガラスからできています。
ここではそれぞれの特徴についてご紹介します。

*保護フィルム

まず素材であるPETとは、ポリエステルというプラスチックの一種で薄く柔らかいのが特徴です。
保護フィルム自体は比較的安価なものが多く、フィルムが汚れたり傷ついたりしても気軽に貼り替えられます。
しかし、薄くて柔らかいためにスマホの画面の保護性能は、ガラスフィルムと比べると劣ります。
強い衝撃が加わると液晶本体まで傷がついてしまうこともしばしばあります。

*ガラスフィルム

ガラスフィルムは名前の通り、ガラスからできたものです。
保護フィルムは100円ショップなどでも手軽に購入できますが、ガラスフィルムは安いものでも500円程度からの価格で、高いものだと5000円を超えるものもあります。

しかし、その分強度には優れ、外部からの傷や衝撃に強い耐久性を誇ります。
また、貼る際に気泡が入りにくく、綺麗に貼りやすいというメリットもあります。
保護フィルムに比べて画面もクリアに見えるため、動画や写真の画質を気にする方におすすめです。

□画面保護フィルムを付けるメリット

画面保護フィルムの主な目的は液晶画面を衝撃から守ることですが、それだけが画面保護フィルムの役割ではありません。
ここでは、画面保護フィルムを付けることによって得られるメリットを4つご紹介します。

1つ目は、傷や衝撃から守ることです。
やはり最も大きなメリットは画面が傷つくのを防いでくれることですよね。
フィルムに傷がついてもフィルムだけ取り替えれば、いつまでも本体画面は綺麗な状態に保てます。

2つ目は、画面の油汚れや指紋の付着を抑えてくれることです。
スマホの画面が指紋だらけになったり、画面の油汚れが気になったりした経験はありませんか。
保護フィルムの中にはこういった汚れをつきにくくする機能があるものもあります。
詳しくは次章でご紹介します。

3つ目は、目の疲れ防止です。
反射を抑える加工が施されたフィルムを選ぶと目の疲労を防止してくれます。
1日に長時間スマホを使うという方には嬉しい効果ですよね。

4つ目は、のぞき見防止効果です。
電車などで横から自分のスマホをのぞき見されるのは気持ちがいいものではありませんね。
画面保護フィルムには、斜めから画面を覗くと画面の内容が見えなくなる特殊な加工を施してあるものもあります。

□画面保護フィルムの特殊効果

最初の章では、画面保護フィルムをその素材によって大きく2種類に大別しましたが、フィルムごとの特殊加工によってタイプ分けをすることもできます。
ここでは、特殊加工が施され、機能が特化している画面保護フィルムを5種類ご紹介します。

1つ目は、光沢タイプです。
光沢タイプのフィルムは、画面をクリアに見えるようにするための加工が施されており、本体画面の発色やクッキリとした輪郭を損なわないような仕組みになっています。
しかし、蛍光灯の光など、あらゆる光を強く反射してしまうため、明るい場所で画面が見にくくなるというデメリットがあります。

2つ目は、反射防止タイプです。
反射防止タイプは光沢タイプとは逆で、光が反射しにくいような加工が施されています。
そのため、晴れた日の外や蛍光灯の光が強い場所でも画面が見やすく快適です。
表面はサラサラとした指ざわりになっており、フリック操作やスクロールがしやすくなっています。

3つ目は、覗き見防止タイプです。
画面を横や斜めから見ると、画面上の内容が見えないような加工が施されています。
電車やバスなど人が多い場所での、のぞき見が気になる方におすすめのタイプです。

4つ目は、衝撃吸収タイプです。
衝撃吸収タイプは落下時の衝撃や、摩擦に対してより強くなる「衝撃吸収層」と呼ばれる層が形成されており、強固に画面を保護します。
とにかく画面に傷やヒビが入らないようにしたい、という方におすすめのタイプです。

5つ目は、ブルーライトカットタイプです。
人の目に悪影響を及ぼすとされる「ブルーライト」をカットする加工が施された、目にやさしい画面保護フィルムです。
ただし、この加工によって画面本来の鮮やかな発色が損なわれてしまう可能性があるので注意が必要です。

□まとめ

今回は、画面保護フィルムの機能や、種類についてご紹介しました。
画面を守ってくれることに加えて、便利な機能がプラスされた画面保護フィルムが多く登場しています。
保護フィルムにするのか、ガラスフィルムにするのか、どんな機能が欲しいのか、考えてから選ぶとスマホの利用がより快適になりそうですね。

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